小児の薬の選び方・使い方
小児科研修中にまず勉強したいのは、小児に使える薬はどんなものがあるかということです。いちいち上級医に「なんでこの薬にしたんですか?」と聞いていたら、毎日それの繰り返しになってしまいます(笑)。解熱剤の種類、感染症に応じた抗菌薬の選択、輸液の種類など、上級医が考えていることがわかるようになる本です。非常に勉強になります。
HAPPY!こどものみかた
小児科外来や救急外来でみるこどもを、どういう風にしてみていくか、という基本をプライマリケアの視点から解説してくれています。内容はエビデンスベイスドで非常に理論的でありながら、紙面はとても見やすく構成されていて、心地よく読み進められます。小児科研修中に通読したい一冊。小児科は学生時代の知識だけでは足りないので、この本で実臨床の部分を補う必要があります。